最近の私が人から聞いた言葉で残っているもの。
某女史がいつまでも続けていられる理由を聞かれた時、自分がおもしろいと思ったものしかやっていないと言っていたそう。
ファッションがわかった瞬間(ファッションビジネスが見えた瞬間)、その人は消えていく。だって。何かよくわからないはざまのブレが、ファッションの魅力をつくる。なんかひさしぶりに熱くなった。
トレンドに流されないものづくり。といっても、MUJIとかそういうことではなく、いつまでたっても価値を感じるもの。ユーズドの売買で、ずっと価値がある(むしろ値段が上がる)洋服には、そのものの作品性がある。そのくらいの強さがあるということ。トレンド的に良いものじゃなくて、10年経っても価値がある洋服を作りたい。
デザイナーはアーティスト!とよく言う新しい会社のアトリエチーフ。そういう環境が、わがままを許してくれる周囲の人が、ある意味でデザイナーをたらしめてくれている、そんな環境。